Rock'n'Roll Radio

音楽について思ったことを書く。

進化が止まらない Tempalay

Tempalay

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彼らについて書くのは2度目!
2015年9月に初全国リリースしたときに紹介して以来。
その後のTempalayの活躍について書きます。

 

前の記事はこれ→ Lo-Fi Happy Typhoon Tampalay - Rock'n'Roll Radio

 
 
 
 

2016年頭に初のフルアルバム『from JAPAN』発売とアメリカのSXSW出演が決まりました。
SXSWに向けてアメリカを意識して日本を歌ったのがこちら。
この宇宙人どこかで見たことあるような、、、?
 
 
 

初期はゆるっとふあっとしたイメージが強いけれど、踊れる楽しいサイケな曲が増えてきました。
このMVはTempalayメンバー、サポートのAmy、マネージャー、映像監督datch(宇多田ヒカル「忘却」のMV作った人)が踊ってます。外国人は知らん。
このMVの特別編がSANABAGUN.とのツーマン企画の時に限定で流されたのですが、私はその日行けなくて、悲しくて悔しくてこのMVなかなか見れませんでした。
 
 
 
SXSWを含むアメリカツアーで作った曲を集めた『5曲』というe.pを今年リリースしたのですが、この5曲のバリエーションがすごいんです。
各都市から受けた影響を曲にしたもので、ビートボクサーのREATMOをフィーチャリングしたり、「San Francisco」はTempalayらしくふあっとしてるけど音が全作とは全然違って、e.pのなかでも、今までの作品と並べても、バラエティに富んでいて聴き飽きることのないものになっています。
 

New Yorkの思い出。
途中でガラッと転調するのは「Have a nice day club」にもあったけれど印象が全然違う。「Have a nice day club」は突然違う場所に飛ばされた感じで、「New York city」は自分を取り巻く環境や人が刺激を与えてくれる感じ。TempalayにとってNYってきっとそんな街だったんでしょう。
 
 
 

SXSW会場オースティン。
コスプレするの好きだね、、?
サビの最後でりょーとくんとAmyが「Austin Town~♪」ってハモるところ、キラキラしていてディズニーみたいで好き。
 
 
この間まで中国ツアーに行っていたり国内外で経験を積みしたTempalayにご期待ください。 
 
 
 
ついに本日!(5バンド紹介間に合った!やったー!)
お待ちしております。
 

W.O.O vol.1出演者:Tempalay / ドミコ / Bluems / Luby Sparks / JIV

2017/5/18(木) 渋谷/代官山SPACE ODD

OPEN 18:00 / START 18:30

前売りチケット¥1,000-(税込/All Standing/1Drink別)
当日チケット¥1,500-(税込/All Standing/1Drink別)

イープラスeplus.jp
チケットぴあ:0570-02-9999 Pコード:330-785
ローソンチケット:0570-084-003 Lコード:73953
※0570で始まる電話番号は、一部携帯・PHS不可

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Tempalay

 

予測不能 ドミコというジャンル

ドミコ

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ドミコの名前を知ったのがいつだったかは覚えてない。
名前は知っていたけど2ピースの何だかへんてこなバンドという情報しかなくて、なんとなく手を出せずにいた。
他のバンドとは壁1枚隔てた場所にいる、そんな印象だった。
 
それが周りから名前をよく聞くようになって、段々近くなってはじめてライブを見たときの衝撃。
深夜でべろべろだったのに、一気に酔いが飛んだ。
何なんだこのリズムは、何なんだこの歌詞は、何なんだこの編成は、ドミコとは一体何なんだ?バンドとは?音楽とは?
そのくらい今まで見たことのあるバンドとは異質だった。
 
 
 
2011年結成のギターボーカルとドラムの2ピース。
ガレージ、ローファイ、サイケなどと言われるけどどれもピンと来なくて、ドミコはドミコと言うしかないんです。
今までリリースした作品のタイトルは『わお、だいびんぐ』『深層快感ですか?』『Delivery Songs』『ooo mai gaaa!!!』『soo coo?』。
なんだそれ?って気になって、一度聞いたら忘れられない。
それは音楽も同じで、わたしは彼らのライブを見るとその後3日間ドミコの曲が頭から離れなくなります。
 
 
 
 
ユナイテッドパンケーキってなに!
突然の転調、聴きなれない歌詞、次になにが起こるか予想ができません。
 
 
 
これライブでもかっこいいんだけどこの映像すっごく好きなんですよね。
日本語なのに聞きとれずでもどこか懐かしく、2人のはずなのに音が重ねられていてベースいないのにめっちゃベースの音かっこいい。
 
 
 

 会場限定発売の『ooo mai gaaa!!!』から「おーまいがー」。
この曲はアニメ「ニンジャスレイヤーアニメイシヨン」第四話のエンディングに使用されました。
ニンジャスレイヤーは毎話EDが変わって、そのタイアップのチョイスはハズレがないからちょっと変わった音楽知りたい!って人におすすめです。
Borisとか6EYESとか普通に生活してたらまじで出会えない音楽なんで。
 
 
 

昨年発売された1st Full Album『soo coo?』は初のレコーディングによる作品です。

これまでは宅録故の粗さがあってそれがドミコの音だと思っていたんだけど、今作クリアな音になったうえでドミコらしさは全くぶれていない。

自分たちがやりたいこと、かっこいいと思うことだけをやってきた。最小限の人数で最大限にかっこいいものを作り上げたって感じがする。

わたしはこのアルバム全体通して歌詞が大好きで、深い意味がありそうで実はないけどでもストーリーが見える。

「さなぎのなか」と「マイララバイ」の歌詞はこの人は本当に言葉のセンスがずば抜けているって思いました。

Youtubeにないから聴きたい人はCD買ってライブに来てね。

ライブ映像を載せなかったのは直接生で見て衝撃を受けてほしいから。

 

 

 

 

W.O.O vol.1出演者:Tempalay / ドミコ / Bluems / Luby Sparks / JIV

2017/5/18(木) 渋谷/代官山SPACE ODD

OPEN 18:00 / START 18:30

前売りチケット¥1,000-(税込/All Standing/1Drink別)
当日チケット¥1,500-(税込/All Standing/1Drink別)

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照れくさくなるほどのポップソング Bluems

Bluems

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彼らとは地味に色々繋がりがありまして。

前身バンド、恋する円盤が私の最愛のバンドSISTERJETとマネージャーが同じだったんです。尚且つ幼馴染のサークルの先輩ということでデビュー当時からチェックしていました。

この曲めちゃ好きだった。

ちなみにこのマネージャーがもうひとつ担当していたのがSuchmos

Suchmosって書いたらアクセス数増えそうだからもう一回書く。Suchmos

2015年のSOUND CRUISINGで恋する円盤もSuchmosも私が働いていたDaisyBarに出ていたんですよね。あれから色々あったな、、こんな2017年想像もしてなかったよな、、

 

 

 

恋する円盤が解散し、ギターボーカルとドラムの大塚兄弟とキーボードの中村さんが中心となって結成したのがこのBluems。

2015年12月恋する円盤解散、2016年1月Bluems結成、3月初音源&初ライブとノンストップで活動し、8月には3000組を超える応募の中から出れんの!?サマソニ!?2016にてISLAND賞受賞。なんと半年でSUMMER SONICに出場しました。

今年1月に初の音源「Short Trip e.p.」を発売。

 

 

 

ポップな歌モノロックバンドって溢れるほどいるジャンルなんですけど、それらとは明らかに一線を画していると感じます。

ポップでキャッチーで温かくて優しくて、でも少しさみしくて。

めちゃくちゃまっすぐで照れくさくなる。

きっとスピッツとかミスチルの仲間。バンドをあまり聴かない人、音楽に詳しくない人も好きになれるバンド。でもそういうバンドって本人たちは超詳しいし超センスあるってタイプ。

 

 

 

 

恋する円盤がつき抜けたポップソングだったのに対して、Bluemesはポップでありながら切なさや哀愁が漂っています。

「Wednesday escape」は特に小説みたい。ちょっとだけ褪せてセピア色になった文庫本のイメージ。

 

 

 

Bluemsはツインボーカルもできるんです。

他の曲でも3人の厚いコーラスワークが披露されています。

さらに前の「Wednesday escape」はボーカルの真太朗さん、この「ビターズ・エンド」はギターの山中さんが作曲をしています。

そう、みんなが歌えてみんなが作れるタイプのバンドなのです!

 

 

 

こちらが2016年Bluemsの夏◎

8/11@DaisyBarはSISTERJETとの対バンで私も行ってましたね。

SUMMER SONICは見れなかったけど夏の野外とBluemsってすっごい似あうだろうなと思ってました。

 

さて、彼らの2回目の夏はどうなる?

 

 

 

 

W.O.O vol.1出演者:Tempalay / ドミコ / Bluems / Luby Sparks / JIV

2017/5/18(木) 渋谷/代官山SPACE ODD

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NO AGE+GREEN DAY÷Dinosaur JR.=JIV

JIV

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2013年に早稲田大学内のサークルで結成されたスリーピース。
今のアー写、JIVの素顔が出てそうで好き。
 
  
NO AGEやCloud Nothingsのような雰囲気、GREEN DAYのポップなパンクさ、Dinosaur JR.の盛り上がりを持ち合わせたバンドっていうのが最初の印象。
何なのこれ。好きしかないじゃん。i
基本的にUSインディーっぽいんだけど、洋楽にあまり触れてない人も聴きやすいんじゃないかなって思いました。
 
 
後で調べたら本当にNO AGEみたいなバンドがやりたくて結成したのがJIVで、最初はギターボーカルとドラムの2ピースだったらしいです。
souundcloudに上がっている3年前の音源は2ピース時代の曲のはず。
 
 

去年I HATE SMOKE RECORDSからリリースしたこともあり、ガレージパンクっぽさが増していて男臭くて最高なんです。

NOT WONKのリリパにGezanと一緒に出てたり、KiliKiliVillaや十三月の甲虫との関わりが多くなっています。

 
 
はじめてライブを見たとき、女の子が集まりがちなインディーイベントのなかでJIVの演奏中は男性がぶち上がってて結構びっくりした。
本人たちは煽るわけでもなく目に入らないかのようにクールに演奏してて、それがかっこよかった。
かっこよかったっていうか好き。ほんと好き。私の耳に届いてくれてありがとう。
私と出会ってくれてありがとう2016のTOP5に入ります。JIV。
むしろみんななんでもっと早く教えてくれなかったの。
 
 
 
 
この曲が収録されているJIV初のカセットは昨日のLuby Sparksと同じまMiles Apart Recordsからリリースされました。kちらはすでに完売しているのですがリマスタリング版が昨年発売されたカセット『2+3』に収録されています。
 
 
 
 

貴重なライブ映像。

音源も映像も全然上げてないところが時代に逆らってる感じがして良い◎

これは早稲田の音楽サークルのイベントのダイジェストなのですが普通のライブハウスのイベントに負けないくらい良いバンドいっぱいいるんですよね。

私は大学に音楽関係の友達が全くいないので軽音サークルとかがどんなもんなんだか全然知らなかったのだけれど、学生がバンド・イベント制作・レーベル全部やってるのは本当に面白いし繋がり作れるし興味深いです。こういうのやっとけばよかったってたまに思う。

 

 

2015年までの資料しかネットにないからとりあえず見に来て。

JIV好きだって言う人は音楽をちゃんと掘ってちゃんと聴きにきているからセンスは全面的に信頼しています。

 

 

ついに明日!

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新世代へ浮遊する Luby Sparks

Luby Sparks

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東京発ツイン・ヴォーカル・インディーポップ・バンドとして注目を集めているのがLuby Sparks。

2016年結成、その1年程度の活動のなかでYuckやThe Bilinda Butchers、Manic Sheepとの共演を果たしています。

Yuckに至ってはMax Bloomが彼らの7インチシングルのレコーディングエンジニアを務めています。

20歳前後のバンドの活躍にもあまり驚かなくなっていましたが、Yuckとのことを聞いたときにはこのスピードの速さ、Luby Sparksは何者なの?と思いました。

 

今年もその勢いは止まらず、なんと7月にはイギリスのバターリーで開催される世界最大級のインディーポップミュージックの祭典『Indietracks Festival 2017』に出演が決まっています。

世界のインディーファンに認知される登竜門と言われるこのフェスは過去にはTeenage Fanclub、Camera Obscura、The Go! Teamなども出演していて、今年は3月に来日していたフランキーコスモスなどが出演するよう。

日本のバンドが出演するのは6年ぶりだとか。

Indietracks Festivalが気になった方はこちらからどうぞ。

http://www.indietracks.co.uk/

(about usに人種・性的マイノリティなどあらゆるものへの差別や嫌がらせを私たちは容認しませんって書いてあるの素敵だ。)

 

 

バンド名の由来はきっと映画『ルビー・スパークスRuby Sparks)』。

なんてぴったりな名前なんだろう。

男女の危うく儚いツインボーカル、瑞々しい疾走感。柔らかな気怠さ。

そんな色々な要素がギリギリのところで絶妙で最高なバランスを保っているのがLuby Sparksだと思います。

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 どっちのアートワークもめちゃくちゃかわいい、、、

 

 

 

 

カセットにて発売されたデビューシングルより、「Pop.1979」。

Miles Apart Recordsというカセット中心のレーベルに、デモを完成させたその日のうちに送り、即デビューが決まったらしい。

Slowdiveのようで、スーパーカーのようで、誰にも真似できないLuby Sparksの透明感と浮遊感。

ものすごい量の音楽の知識に支えられてないとこんな曲作れない。

 

 

 

 

HATEFUL SUMMERのライブ映像です。

映画みたいな佇まい。特別なことをしているわけではないのにこんなに雰囲気が出るのが本当にLuby Sparksの持つ力。

技術はまだ危うさが残るけれど、技術だけではどうにもならないものを持っています。

圧倒的なカリスマ感とかではないんだけれど、とても自然に雲の上を歩いているような感じ。

この映像はベースボーカルのnatsukiくんがエディターを務めています。

 

 

 

 

この曲のEmilyちゃんのコーラスが美しくて好き。

 

 

 

 

なんで久々にバンド紹介ブログ書いたかというとこちらのイベントがあるからです。

Luby Sparks出演します。

よろしくお願い致します。

 

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