終わらない音楽 弱虫倶楽部
弱虫倶楽部
弱虫倶楽部はThe Flickersのフロントマンを務めていた安島裕輔が、バンドの解散後2017年に始動したバンドです。
って簡単に説明すると前やってたバンド解散して次のバンド始めたよってだけなんだけど。
The Flickersは結成から10年以上経っていて、大きなフェスにも出ているしメジャーデビューもしているバンドだったんですが、2016年4月突然解散発表。
その解散理由に衝撃を受けた人は多かったはず。
メンバーの関係の悪化、会話はなくなり、顔を合わせる度暗く沈んだ気持ちになり、殴り合いになることもあった。
バンドを続けることは絶望的で、決まっていたライブは全部キャンセル、解散ライブもやらない。
もしかしたら、バンドによくあることなのかもしれない。
でもそれを赤裸々にするバンドが他にいただろうか。
The Flickers解散後の12月、安島裕輔は「バンドがやりたい安島裕輔」名義でサポートを入れてライブをはじめました。
どうにもならないところまで追い詰められてバンドを解散しても、それでもバンドがやりたい。
きっとそんな思いではじまったのがこの弱虫倶楽部。
このバンドは弱虫かもしれないけど絶対強い。
言葉にするのが難しいんだけど、技術とかそういうところじゃないんですよね、このバンドの良さ。
もちろんメンバー全員技術もあるんだけど、それ以上に音楽に乗っけている気持ちの力が大きくて。
安島さんはたぶん音楽から離れられないだろうし、音楽がないとダメになっちゃう人だと思うんです。そういう人が作る音楽って響き方が違う気がする。
エレクトロなんだけどアナログというか人の温かみがある音なんですよね。そこにギターロックの疾走感が合わさっている。
The Flickersもそういう音楽性ではあったんだけど、やってる人が違うから違う味がでる。
個人的には紅一点、アオイユミさんの ベースが好きです。
「私は愛を知らないの」って歌ってるんですけど、RO JACK2017を見てほしい。
安島さんからのメッセージも応援コメントも愛しかないじゃないか。
音楽はやめない限り終わらない。
映像がないのがとても残念。
弱虫倶楽部のライブは演奏とVJのマッチが最高にかっこいいのに。
というわけでそのパフォーマンスを、バンドに対する思いを感じにぜひライブへお越しください。
学校やお仕事帰りに前売り1000 円で最新インディーシーンをチェック!「W.O.O vol.2」、代官山SPACE ODD にて開催!
W.O.O vol.2
2017/6/22(木) 渋谷/代官山SPACE ODD
出演:緑黄色社会 /Gi Gi Giraffe / 弱虫倶楽部 / Bray me / 松本 祥(オープニングアクト)
開場・開演 OPEN 18:00 / START 18:30
チケット 前売りチケット¥1,000-(税込/All Standing/1Drink別)
↑この公式HPの最初のところ超好き。