【番外編】ゆるキャラソング研究
前回のGARNET CROWで一段落した感じがしてしばらく空いちゃったし、ここでずっとやりたかった番外編。
ゆるキャラソング研究
①ひこにゃん
ゆるキャラブームの火付け役と言われている滋賀県彦根市のひこにゃん。
2007年に「国宝・彦根城築城400年祭」のマスコットキャラクターとして誕生しました。
江戸時代の彦根藩2代目藩主・井伊直孝と縁がある白猫がモデルです。
見た目はすごくかわいいですが、彼の歌「ひこにゃん音頭」を聴いてみてください。
クオリティ低っ!!!!!!
ひどい。ひどすぎる。
白いお顔のひこにゃんにゃん♪って見ればわかるわ!!!!
市の職員とかが考えたんだろうなぁっていうDIY感しか伝わってこないですね。
②くまモン
ここで言わずと知れたゆるキャラ界の帝王の「くまモン体操」。
金の臭いがしますね。
確実に大金が動いてますね。
プロの仕業ですね。
ひこにゃんとの差は歴然。
熊本の宣伝もちゃんとできています。
ところであなたはゆるキャラの定義を知っていますか?
みうらじゅんが「素人が作ったようなゆるくて変なキャラ」を指して言ったことが始まりなんです。
・素人が作った・変なという点においてこのくまモンは当てはまりません。
みうらじゅん自身が「デザイナーが作ったかわいすぎるくまモンはゆるキャラとは認めない」と言っています。
金の臭いをプンプンさせているくまモンはゆるキャラじゃありません。
③ニャンまげ
みうらじゅんが最初にゆるキャラだと言ったのはこいつです。
日光江戸村マスコットキャラクターのニャンまげ。
着ぐるみ前提で作られたので等身が人間に近いのです。だからなんかかわいくない。
一応原案は博報堂の人なんだけどね。
彼の歌はないのでCD化もされたCMをどうぞ。
なんというか...一種の恐怖すら感じる。
さすが元祖ゆるキャラ。
④せんとくん&まんとくん
あの物議を醸した奈良のゆるキャラの歌を比べてみましょう。
やっぱこわいわー。
海外ドラマ「ハンニバル」にはせんとくんからインスピレーションを得たブラックせんとくんみたいなのが登場しているらしいですよ。主人公の精神世界に邪悪の象徴みたいな感じで。
でもダンスのキレはありますね。
あと歌詞もちゃんと平城京のことを歌ってます。
怖いけど。
せんとくんに対抗して民間で作られたオリジナルキャラクターまんとくん。
せんとくんに比べたら圧倒的にかわいいです。
でも歌の内容はなんとも言えないですね。
奈良のアピールにはなってない。
⑤しもっきー
下北沢の住人としては彼を外すことはできません。
2014年7月に突如登場した下北沢非公認キャラ、自称下北沢の守り神しもっきー。
UK.PROJECTの人とヴィレッジヴァンガードの人が酔っぱらって話してて、次に会ったときヴィレヴァンの人が「この間のあれまじで作っちゃいましたー!」みたいな感じで誕生したらしいです。
UKPが関わっているということでがっつり音楽関係者です。
DJしたりHelsinki Lambda ClubやPOLYSICSのステージに乱入したり水曜日のカンパネラのコムアイちゃんとしもっきーくるーを結成してサウンドクルージングに出たりしてます。
VIVA LA ROCKでは子供にスッテカーあげようとしてドン引きされてるのを目撃しました。
そんなしもっきーのテーマソング。
無駄にしゃれおつかよ。でもきもいって言われてるな。最後腕増えてるし。
作詞作曲は呂布くん(Aun beatz,ズットズレテルズ,Bank Roll)。
下北っぽいと言えばとても下北っぽい。